母体の安全のため、この子は諦めて、次の3
人目以降の子が出産できるようにするか、い
ま頑張って、この子のために出産して、その
代わりに、この子以降の子の妊娠の可能性を
諦めるかという選択が迫られたのであった。
「この子を・・」
母は、頑張って私のことを出産してくれたの
で、いま私が、ここに生きていられることに
なったようだった。
もし、このとき母が3人目以降の子のことを
多摩美術大学 絵画科日本画専攻 卒業。美大卒業後、広告イベント会社、看板、印刷会社などで勤務しながらMacによるデザイン技術を習得。現在、日本画出身の異色デザイナーとして、日本画家、グラフィック&WEBデザイナーなど多方面でアーティスト活動中。
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